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岡山県商工会連合会（岡山市北区弓之町）は13日、天満屋（同表町）、岡山高島屋（同本町）と連携し、地場企業の商品開発を支援する取り組みのキックオフイベントを同市内で開いた。食品や雑貨などを手がける県内10事業者が、百貨店のバイヤーの助言を受けながら新商品づくりや既存商品の改良を進める。 70t41
参加事業者は、通常は廃棄される果物の皮を使った紅茶などの開発に挑戦するelims（エリムス、同市）、犬用のおやつや消臭剤の商品化を目指すビューティーファクトリー（倉敷市）、製造している標本箱の新分野での販路開拓を進めるティーウッド（美咲町）など。開発した商品は来年1月に県内外の商談会へ出品するほか、両百貨店の売り場でテスト販売する計画。
キックオフイベントでは、各事業者が現在手がけている商品や今回の取り組みで目指すことなどを発表。岡山高島屋の岡憲史社長と天満屋の難波康彦常務も意気込みを述べた。
ビューティーファクトリーの柴田直美代表は「どうやって販路を広げれば良いか分からないので学びたい」と話していた。
プロジェクトは、百貨店が商品開発から販路開拓までを一貫支援することで、消費者のニーズに合った「オール岡山」の商品を生み出す狙い。同連合会が昨年に続いて企画した。（櫛田瞳）
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商品開発や販路拡大への意気込みを語る参加事業者 © 山陽新聞デジタル