(日本生命セ・パ交流戦、楽天3ー2阪神、1回戦、楽天1勝、13日、楽天モバイル)阪神がオール逆転負けで、今季2度目の4連敗を喫した。三回、森下翔太外野手(24)と大山悠輔内野手(30)の5月31日広島戦(甲子園)以来の適時安打で2点を先取。しかし村上頌樹投手(26)が四回、先頭打者への四球から1死満塁とされ、左犠飛で1点差。さらに一走、二走の進塁を許し、2死二、三塁から武藤敦貴外野手(23)に逆転の2点三塁打を浴びた。自身の連勝が「4」で止まった村上は4月18日広島戦(甲子園)以来の黒星で2敗目(7勝)。九回1死二、三塁の逆転機では森下が一邪飛、佐藤輝明内野手(26)が右飛に倒れるなど、打線は11安打3四球11残塁で2得点止まり。チームの4連敗は4月27日巨人戦(甲子園)、29日からの中日3連戦(バンテリンD)に次いで2度目。交流戦成績は5勝5敗。主な選手・コーチのコメントは以下の通り(成績=35勝25敗2分、観衆=2万5628人)。 1m3d52
◆4連敗に大山悠輔 「明日勝てるように全員で頑張ります」
◆先制打も九回1死二、三塁で一邪飛の森下翔太 「切り替えてやります」
◆1安打1犠打の中野拓夢 「(両親が)見にきてました。ヒットを打つこともそうですし、元気にプレーしている姿を見せられたのは、すごく良かったなと思う。次は勝ちを見せられるように」
◆2敗目の村上頌樹 「(チーム3連敗中での登板は)関係ないので。自分の試合だったので。無駄な四球から始まったので、そこはダメだったなと思います」
◆2安打の小幡竜平 「次にしっかり準備したいと思います」
◆1回⅓を無失点のニック・ネルソン 「投球動作のメカニックの面でも感覚はいい」
◆四回1死満塁で左邪飛捕球後の本塁送球間に二走、一走の進塁を許した森下について筒井壮外野守備兼走塁チーフコーチ 「本人は(三走を)刺せると思って投げてるんで、精度はもうちょっと高めないといけないかなと思いましたけど。森下の送球が、じゃ全部ダメなんかって言ったら、結局結果論で話されてるわけで…。1人で勝負できる形で投げてるわけだから、そこに関しては別にないです。だから、繰り返しますけど、結果的にあの形を作られたっていう上では、送球の高さを含めて考えないといけないかなと思いますけどね」
◆最後の打者となった佐藤輝明 「明日、頑張ります」