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茨城町が地域おこし協力隊募集 文化交流会館内のカフェ運営担当 6dy4g

(左から)茨城町地域おこし協力隊募集を呼びかける町秘書広聴課の高崎さん、一澤さん

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 茨城町が現在、2026年9月開館予定の「茨城町文化交流会館」内に設置するカフェの運営を担当する地域おこし協力隊員1人を募集している。

茨城町地域おこし協力隊2年目の坂井さん

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 活動内容は、カフェの開業準備と運営、町の特産品や地元食材を使ったメニュー開発、特産品のPR活動など。将来的に町内で飲食店開業を目指す人を求めている。飲食店経験者を歓迎するが、未経験者でも文化交流会館オープンまでの準備期間を活用した研修で対応する。

 文化交流会館は町民の声を受けてカフェを取り入れることになった。町秘書広聴課の一澤義孝さんは「今まで町になかった交流場所ができる。町内にカフェも少ない中、交流施設内のカフェへの期待も高い。新たな集いの場として、交流のハブとなるような人に来てもらいたい」と話す。

 同課の高崎有佳さんは「町特産品ブランド『いっぴん』の認証を受けた『飯沼栗』や『梅里豚』などのほか、イチゴ、メロン、サツマイモなど町の豊富な農産物を活用したメニュー開発とPRを望んでいる。協力隊員には新たな視点で町の魅力を発見し、情報を発信してもらいたい。活動を通じて町を好きになってもらい、定住につながる良い循環が生まれれば」と話す。

 同町では現在、地域おこし協力隊員2人が活動している。3年目の中地朝子さんは町の魅力を生かしたグリーンツーリズムの実施を目指し、涸沼(ひぬま)の近くにある直売所の一角に飲食物のテイクアウト拠点を整備している。2年目の坂井将基さんはメロン農家を目指してアンデスメロンの栽培を研修中。今年は生産者が少なく栽培が難しいと言われている「優香メロン」づくりにも挑戦している。

 応募資格は年齢・性別不問。3大都市圏内の都市地域、または政令指定都市に居住し、任期中に茨城町へ住民票を移せる人が対象。応募には応募用紙、履歴書、応募動機レポートの提出が必要。応募期間は6月30日まで。

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