2026年の北中米ワールドカップを目指すアジア予選は、日本、韓国、イラン、オーストラリア、そして初出場となるウズベキスタンとヨルダンがすでに突破を決めた。さらにプレーオフも続く。

 出場国が48に増える初の大会で、アジア勢は躍進できるのだろうか。米スポーツチャンネル『ESPN』で、ジョーイ・リンチ記者とガブリエル・タン記者がアジア勢について見解を示した。

 2026年W杯に出場するのは、「史上最強」のアジア勢となるのか。この問いに、リンチ記者は「厚かましく答えるならイエスだ。出場チームが48か国に増え、アジアからは少なくとも8チームが出る。純粋な数字でいえば、過去最強だ」と答えている。

 そのうえで、同記者は「一部のフレッシュな顔ぶれがサプライズとなるチャンスはある。だが、現実的にその質問の答えは、日本をどれだけ評価するかによるだろう。もっと言えば、欧州と南米以外で初の優勝国となるために彼らがどれだけ推し進められるとみるかだ」と続けた。

「予選を通じて日本はほとんど支配的だった。強力な主軸は全盛期かそれに近く、さらに層を厚くするための時間は1年以上ある。韓国は不安定なところがあり、イランは急速に高齢化が進んで、オーストラリアは決定力が必要と示した。アジアの旗手となるのは、再びサムライブルーだろう」
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 一方、タン記者は「出場国拡大で少し未知数だが、欧州のトップレベルで戦う選手の数からだけでも、アジアサッカーの質が過去最高なのは無視できない」と話している。