会見で出馬への意気込みを語る下吹越優也氏=佐賀県庁

 夏の参院選佐賀選挙区(改選数1)に参政党公認で立候補する新人で自営業の下吹越(しもひごし)優也氏(31)=佐賀市=が11日、県庁で会見した。党のキャッチコピー「日本人ファースト」を掲げて選挙戦に臨む考えを示した。

 下吹越氏は、致遠館高-九州共立大スポーツ学部卒。家業の習字教室を運営を手伝いつつ、1月からは児童指導員として放課後デイサービスで働く。

 昨年の衆院選に出馬し、佐賀2区で7千票以上を獲得した。コメの価格高騰対策を軸に農家の所得増、減税などを訴えていく。

 佐賀選挙区には、自民党現職の山下雄平氏(45)=2期、唐津市、立憲民主党新人の元佐賀市議富永明美氏(51)=佐賀市、政治団体「NHK党」新人のシステムエンジニア松尾芳治氏(47)=福岡市=が立候補を表明している。(上田遊知)