地元出身・井上がプロ初ゴール サッカー天皇杯 J2甲府が初戦突破 次戦は昨季2冠のJ1神戸に挑む 3qs1x

　J2・ヴァンフォーレ甲府は山梨県甲府市の「JIT リサイクルインク スタジアム」で福井ユナイテッドFC（福井県代表）と対戦。2-1（1-0、1-1）で辛くも勝ち、初戦を突破しました。

　甲府は5月31日に行われた前回の公式戦、J2・大分トリニータ戦から先発を10人変更。GKに東ジョンが入り、3バックには左からDF遠藤光、DF井上樹（甲府市出身）、DF小出悠太が並びました。

　ボランチの一角にはMF山本英臣が入り、ウイングバックは左にMF小林岩魚（甲府市出身）、右にMF荒木翔（日本航空高出身）。シャドーはFW三平和司とFW大島康樹、1トップはFW内藤大和（甲府市出身）が先発しました。

　MFヴァウ・ソアレスは大分戦に続いて起用されました。

　先制は前半15分。コーナーキックのこぼれ球を井上が押し込みました。甲府の育成組織出身で大卒2年目の井上はプロ初得点。

　後半17分にはシュートのこぼれ球を三平が蹴り込み、追加点を挙げました。三平は今季初得点。

　しかし、わずか3分後に失点。1点差に詰め寄られました。

　2021年大会の2回戦は後半アディショナルタイムの2失点で福井に逆転負け。ただ、この試合は逃げ切りました。

　3回戦は7月16日の予定（予備日は23日）で、昨季のJ1と天皇杯を制したヴィッセル神戸と対戦。甲府は2023年大会のラウンド16で神戸と対戦し、1-4で敗れています。