覚醒剤を所持・使用したとして熊本大学薬学部に通う男が逮捕されました。「どんな効果があるのか気になった」と供述しています。

覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、熊本大学薬学部に通う、酒井宏樹(さかい ひろき)容疑者(21)です。

酒井容疑者には、覚醒剤を所持・使用した疑いが持たれています。

警察によりますと、酒井容疑者は、5月20日の午前5時ごろ、自宅アパートで体調を崩し、自ら救急車を呼んだということです。そして、病院へ運ばれる際、消防隊員に覚醒剤の使用をほのめかしたことから、消防が警察に通報していました。

警察による尿検査で覚醒剤の成分が検出され、自宅から覚醒剤約0.3グラムと注射器が押収されたということです。

調べに対し、酒井容疑者は容疑を認めているということて「SNSで興味を持ち、どんな効果があるのか気になり手を出した」と供述し「SNSで隠語を検索し、配送で受け取った」とも話していることから、警察は入手経路についても捜査しています。