ダウ平均は反発 米中協議待ち 明日は米CPI=米国株概況
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NY株式10日(NY時間16:24)(日本時間05:24)
ダウ平均 42866.87(+105.11 +0.25%)
S&P500 6038.81(+32.93 +0.55%)
ナスダック 19714.99(+123.75 +0.63%)
CME日経平均先物 38500(大証終比:+270 +0.70%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発。米中の2日目の協議がロンドンで開始しており、市場にはその結果待ちの雰囲気が広がった。現時点でまだ協議が続いており、現地時間の夜までかかるとも伝わっていた。
関税に関しては市場も落ち着いて見つつあるが、波乱がないか注視している状況。両国の貿易摩擦で目立った進展がない中、投資家は慎重姿勢は維持している。
市場には楽観的な雰囲気が広がっており、2月の最高値を再度目指す展開が期待されているが、税制改革法案の財政赤字への影響も警戒される中、ここから先は上値に慎重になりつつある面もありそうだ。4月安値から記録的な水準まで回復した株式市場も新たな材料を待っている状況。
明日は5月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。市場は、現在の関税水準がどの程度、経済に波及しているかを探っているが、現段階ではCPIにまだ大きな影響は出ていないと見られている模様。
ただ、米大手銀からは、波乱の展開も排除できないとの指摘が出ている。確率は低いが、インフレが前月比0.4%を上回るタカ派な内容であれば、米株式市場は急速に下落するリスクも留意されるという。高い数字は先週の米雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)の数字とは整合性がとれず、貿易戦争によるインフレ圧力が予想以上に高まっていることを連想させる可能性も高いと指摘していた。
アルファベット<GOOGL>が上昇。競合のオープンAIが追加の計算能力確保のために、グーグル・クラウドサービスを利用する計画だと報じられた。
マクドナルド<MCD>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げ、目標株価を260ドルとした。ウォール街の予想では最低水準。
ギリアド・サイエンシズ<GILD>が下落。HIV治療薬「GS-1720」および「GS-4182」の臨床試験について、FDAが一時中止(クリニカルホールド)を指示したと発表した。
広告・マーケティングのテックターゲット<TTGT>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。短期的な転換点がまだ見通せないことを理由に挙げている。
レストラン運営のクラッカー・バレル・オールド・カントリー・ストア<CBRL>が下落。前日引け後に転換社債の発行計画を公表した。
コンビニを展開するケーシーズ・ゼネラル・ストアーズ<CASY>が決算を受け大幅高。1株利益、EBITDAとも予想を大きく上回った。燃料部門の利益改善と市場シェア拡大が要因。
バイオ医薬品のインスメッド<INSM>が大幅高。臨床試験(フェーズ2)で主要評価項目を含むすべての評価項目を達成したと発表した。
加工食品のJMスマッカー<SJM>が決算を受け下落。1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想をやや下回った。同社は、コーヒー事業に対する関税が今会計年度の利益に重くのしかかると説明。これは、同社にとって厳しい状況が続いていることを示す。
クリーン水素エコシステムのプラグ・パワー<PLUG>が大幅に3日続伸。同社のフラートンCFOが自社株を65万株購入したと報告した。
マクドナルド<MCD> 300.43(-4.35 -1.43%)
ギリアド<GILD> 110.09(-2.91 -2.58%)
テックターゲット<TTGT> 7.42(-0.25 -3.26%)
クラッカー<CBRL> 54.51(-6.23 -10.26%)
ケーシーズ<CASY> 490.20(+50.91 +11.59%)
インスメッド<INSM> 90.93(+20.25 +28.65%)
JMスマッカー<SJM> 94.41(-17.44 -15.59%)
プラグ・パワー<PLUG> 1.28(+0.06 +4.92%)
アップル<AAPL> 202.67(+1.22 +0.61%)
マイクロソフト<MSFT> 470.92(-1.83 -0.39%)
アマゾン<AMZN> 217.61(+0.63 +0.29%)
アルファベットC<GOOG> 180.01(+2.38 +1.34%)
アルファベットA<GOOGL> 178.60(+2.51 +1.43%)
テスラ<TSLA> 326.09(+17.51 +5.67%)
エヌビディア<NVDA> 143.96(+1.33 +0.93%)
メタ<META> 702.40(+8.34 +1.20%)
AMD<AMD> 123.24(+1.51 +1.24%)
イーライリリー<MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 42866.87(+105.11 +0.25%)
S&P500 6038.81(+32.93 +0.55%)
ナスダック 19714.99(+123.75 +0.63%)
CME日経平均先物 38500(大証終比:+270 +0.70%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発。米中の2日目の協議がロンドンで開始しており、市場にはその結果待ちの雰囲気が広がった。現時点でまだ協議が続いており、現地時間の夜までかかるとも伝わっていた。
関税に関しては市場も落ち着いて見つつあるが、波乱がないか注視している状況。両国の貿易摩擦で目立った進展がない中、投資家は慎重姿勢は維持している。
市場には楽観的な雰囲気が広がっており、2月の最高値を再度目指す展開が期待されているが、税制改革法案の財政赤字への影響も警戒される中、ここから先は上値に慎重になりつつある面もありそうだ。4月安値から記録的な水準まで回復した株式市場も新たな材料を待っている状況。
明日は5月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えている。市場は、現在の関税水準がどの程度、経済に波及しているかを探っているが、現段階ではCPIにまだ大きな影響は出ていないと見られている模様。
ただ、米大手銀からは、波乱の展開も排除できないとの指摘が出ている。確率は低いが、インフレが前月比0.4%を上回るタカ派な内容であれば、米株式市場は急速に下落するリスクも留意されるという。高い数字は先週の米雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)の数字とは整合性がとれず、貿易戦争によるインフレ圧力が予想以上に高まっていることを連想させる可能性も高いと指摘していた。
アルファベット<GOOGL>が上昇。競合のオープンAIが追加の計算能力確保のために、グーグル・クラウドサービスを利用する計画だと報じられた。
マクドナルド<MCD>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に2段階引き下げ、目標株価を260ドルとした。ウォール街の予想では最低水準。
ギリアド・サイエンシズ<GILD>が下落。HIV治療薬「GS-1720」および「GS-4182」の臨床試験について、FDAが一時中止(クリニカルホールド)を指示したと発表した。
広告・マーケティングのテックターゲット<TTGT>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。短期的な転換点がまだ見通せないことを理由に挙げている。
レストラン運営のクラッカー・バレル・オールド・カントリー・ストア<CBRL>が下落。前日引け後に転換社債の発行計画を公表した。
コンビニを展開するケーシーズ・ゼネラル・ストアーズ<CASY>が決算を受け大幅高。1株利益、EBITDAとも予想を大きく上回った。燃料部門の利益改善と市場シェア拡大が要因。
バイオ医薬品のインスメッド<INSM>が大幅高。臨床試験(フェーズ2)で主要評価項目を含むすべての評価項目を達成したと発表した。
加工食品のJMスマッカー<SJM>が決算を受け下落。1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想をやや下回った。同社は、コーヒー事業に対する関税が今会計年度の利益に重くのしかかると説明。これは、同社にとって厳しい状況が続いていることを示す。
クリーン水素エコシステムのプラグ・パワー<PLUG>が大幅に3日続伸。同社のフラートンCFOが自社株を65万株購入したと報告した。
マクドナルド<MCD> 300.43(-4.35 -1.43%)
ギリアド<GILD> 110.09(-2.91 -2.58%)
テックターゲット<TTGT> 7.42(-0.25 -3.26%)
クラッカー<CBRL> 54.51(-6.23 -10.26%)
ケーシーズ<CASY> 490.20(+50.91 +11.59%)
インスメッド<INSM> 90.93(+20.25 +28.65%)
JMスマッカー<SJM> 94.41(-17.44 -15.59%)
プラグ・パワー<PLUG> 1.28(+0.06 +4.92%)
アップル<AAPL> 202.67(+1.22 +0.61%)
マイクロソフト<MSFT> 470.92(-1.83 -0.39%)
アマゾン<AMZN> 217.61(+0.63 +0.29%)
アルファベットC<GOOG> 180.01(+2.38 +1.34%)
アルファベットA<GOOGL> 178.60(+2.51 +1.43%)
テスラ<TSLA> 326.09(+17.51 +5.67%)
エヌビディア<NVDA> 143.96(+1.33 +0.93%)
メタ<META> 702.40(+8.34 +1.20%)
AMD<AMD> 123.24(+1.51 +1.24%)
イーライリリー<MINKABU PRESS編集部 野沢卓美