劇場長編アニメ『ひゃくえむ。』が、2025年9月19日より全国公開される。
このたび、メインキャラクターであるトガシと小宮の陸上人生に影響を与える重要キャラクター役として、内山昂輝と津田健次郎が出演することがわかった。さらに、現地時間6月12日には「アヌシー国際アニメーション映画祭2025」にてワールドプレミア上映が開催。10月には、『君たちはどう生きるか』を「アカデミー賞」受賞に導いたGKIDSにより北米で公開されることも決定した。
『ひゃくえむ。』は、アニメ化も果たした『チ。―地球の運動について―』で「手塚治虫文化賞」のマンガ大賞を史上最年少で受賞した、新鋭・魚豊の連載デビュー作を原作とする劇場長編アニメだ。
陸上競技の世界で、「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描く。「心が熱くなる」「スポーツマンガで感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集める。
監督は、長編1作目の『音楽』で「アニメ界のアカデミー賞」と名高い米「アニー賞」へのノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける気鋭のクリエーター・岩井澤健治が務める。声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太と、声優としての評価も高い実力派キャストを迎える。
このたびそんな本作に、新たに主演級の声優キャスト2名の参加が決定した。トガシと小宮に大きな影響を与える、陸上界を牽引する財津役を内山昂輝、財津に王者の座を阻まれ続ける海棠役を津田健次郎が演じる。
陸上界を牽引する絶対王者・財津役を務める内山は、『僕のヒーローアカデミア』の死柄木弔役、『ハイキュー!!』の月島蛍役など、数々の作品でファンを魅了し続けている。原作ファンから絶大な人気を誇る財津役について、内山は「彼のセリフは独特な言い回しが多くてどういう風に表現していくべきか悩んだ」と役づくりの苦労を明かしつつ、「アニメーションならではの走りの表現をはじめとして『ひゃくえむ。』という作品がどのように映像化されるのか僕自身もとても楽しみにしています」と完成に期待を寄せる。
また、財津に王者の座を阻まれ続ける海棠役の津田は、声優、俳優業とマルチな活躍で幅広い層から支持を集める。魚豊作品への参加は、『チ。―地球の運動について―』のノヴァク役に続き2作目だ。津田は作品について、「新しい領域のスポーツアニメが誕生したのではないでしょうか?スポ根ですが、より哲学的な、奥深い、魅力的な作品です。魚豊先生の描く世界で、個性の強い人物を演じさせていただけるのが光栄でした」とその魅力を語った。内山と津田が作り上げる、2人のトップランナーの圧倒的存在感はぜひ劇場で確かめたい。
さらに現地時間6月12日16時30分より、フランスで開催中の世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2025」にて本作の公式上映が行われた。およそ420席が満席となった熱気あふれる会場には、岩井澤監督が登壇し本作への想いを明かした。岩井澤監督は、2020年に最優秀オリジナル音楽賞を受賞した『音楽』、そして昨年の『ひゃくえむ。
』の「Work in Progress部門」選出を経て、同映画祭への参加は3度目となる。
岩井澤監督は「前作の『音楽』は小さなチームで作った作品でしたが、多くの人に見てもらって、それが今回の『ひゃくえむ。』に繋がりました。」とし、「『音楽』の時はコロナ禍でアヌシーに来られなかったので、今日やっとアヌシーで皆さんの前に立ててすごく興奮しています。100m 走はただまっすぐに走るシンプルなスポーツなので表現するのが難しかったですが、楽しんでもらえるようにすごく考え抜いて頑張って作りました」と、観客に向けて5年越しの思いを語った。
100mにすべてを懸ける主人公たちの熱き物語をいち早く見届けようと駆け付けたファンからは「アニメーションの力は無限大だということを改めて感じた」「10秒間の感情をここまでアニメーションで表現できるのはすごい」など興奮の声が寄せられ、世界での本公開に大きな期待が寄せられた。
そして、世界のアニメーション映画を中心に北米配給を担うGKIDSが本作の共同出資製作&北米での配給権を獲得し、北米でも2025年10月に公開されることが決定した。GKIDSは、新海誠や細田守、湯浅政明作品など、日本のアニメ映画の世界的な普及や評価に大きな役割を果たしてきたことで知られる。2024年には、スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』を「アカデミー賞」長編アニメーション映画賞受賞に導いた実績をもつ。
近年は配給だけでなく制作出資にも意欲を見せる彼らが、日本アニメ作品の最新作として本作への共同出資製作ならびに北米配給を担うことになった。GKIDS社長デヴィッド・ジェステットは「『ひゃくえむ。』にパートナーとして参加し、この素晴らしい映画を北米にお届けできることを大変光栄に思います。この新しいスポーツ映画を早く皆様にお届けできるのを楽しみにしています」と世界に向けてアピールしている。
北米、そして世界でのますますの盛り上がりも注目される。
劇場長編アニメ『ひゃくえむ。』は、2025年9月19日より全国公開される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。
<以下、コメント全文掲載>
内山昂輝
財津の声を担当した内山昂輝です。彼のセリフは独特な言い回しが多くてどういう風に表現していくべきか悩んだのですが岩井澤監督から丁寧に演出していただいて物語の最後まで走り抜けました。アニメーションならではの走りの表現をはじめとして『ひゃくえむ。』という作品がどのように映像化されるのか僕自身もとても楽しみにしています。ぜひ劇場でご覧ください!
津田健次郎
新しい領域のスポーツアニメが誕生したのではないでしょうか?スポ根ですが、より哲学的な、奥深い、魅力的な作品です。魚豊先生の描く世界で、個性の強い人物を演じさせていただけるのが光栄でした。なるべく丁寧に、でも躍動感を失わず演じようと心掛けました。今までに無いスポーツアニメ、ご期待ください。
ぜひ劇場で!
『ひゃくえむ。』
2025 年9月19日(金)全国公開
<CREDIT>
松坂桃李 染谷将太
内山昂輝 津田健次郎
原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
監督:岩井澤健治
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
美術監督:山口渓観薫
音楽:堤博明
プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜
アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
製作:『ひゃくえむ。』製作委員会
配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース
(C)魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会
『ひゃくえむ。』は、アニメ化も果たした『チ。―地球の運動について―』で「手塚治虫文化賞」のマンガ大賞を史上最年少で受賞した、新鋭・魚豊の連載デビュー作を原作とする劇場長編アニメだ。
陸上競技の世界で、「100m」という10秒に満たない一瞬の輝きに魅せられた者たちの狂気と情熱を描く。「心が熱くなる」「スポーツマンガで感じたことない感覚」と多くの共感と驚きを呼び、完結後も熱狂的な人気を集める。
監督は、長編1作目の『音楽』で「アニメ界のアカデミー賞」と名高い米「アニー賞」へのノミネートをはじめ、国内外の多数の映画賞で高い評価を受ける気鋭のクリエーター・岩井澤健治が務める。声の出演には、生まれつき足の速い“才能型”のトガシを松坂桃李、トガシとの出会いから100m走にのめり込んでいく“努力型”の小宮を染谷将太と、声優としての評価も高い実力派キャストを迎える。
このたびそんな本作に、新たに主演級の声優キャスト2名の参加が決定した。トガシと小宮に大きな影響を与える、陸上界を牽引する財津役を内山昂輝、財津に王者の座を阻まれ続ける海棠役を津田健次郎が演じる。
陸上界を牽引する絶対王者・財津役を務める内山は、『僕のヒーローアカデミア』の死柄木弔役、『ハイキュー!!』の月島蛍役など、数々の作品でファンを魅了し続けている。原作ファンから絶大な人気を誇る財津役について、内山は「彼のセリフは独特な言い回しが多くてどういう風に表現していくべきか悩んだ」と役づくりの苦労を明かしつつ、「アニメーションならではの走りの表現をはじめとして『ひゃくえむ。』という作品がどのように映像化されるのか僕自身もとても楽しみにしています」と完成に期待を寄せる。
また、財津に王者の座を阻まれ続ける海棠役の津田は、声優、俳優業とマルチな活躍で幅広い層から支持を集める。魚豊作品への参加は、『チ。―地球の運動について―』のノヴァク役に続き2作目だ。津田は作品について、「新しい領域のスポーツアニメが誕生したのではないでしょうか?スポ根ですが、より哲学的な、奥深い、魅力的な作品です。魚豊先生の描く世界で、個性の強い人物を演じさせていただけるのが光栄でした」とその魅力を語った。内山と津田が作り上げる、2人のトップランナーの圧倒的存在感はぜひ劇場で確かめたい。
さらに現地時間6月12日16時30分より、フランスで開催中の世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2025」にて本作の公式上映が行われた。およそ420席が満席となった熱気あふれる会場には、岩井澤監督が登壇し本作への想いを明かした。岩井澤監督は、2020年に最優秀オリジナル音楽賞を受賞した『音楽』、そして昨年の『ひゃくえむ。
岩井澤監督は「前作の『音楽』は小さなチームで作った作品でしたが、多くの人に見てもらって、それが今回の『ひゃくえむ。』に繋がりました。」とし、「『音楽』の時はコロナ禍でアヌシーに来られなかったので、今日やっとアヌシーで皆さんの前に立ててすごく興奮しています。100m 走はただまっすぐに走るシンプルなスポーツなので表現するのが難しかったですが、楽しんでもらえるようにすごく考え抜いて頑張って作りました」と、観客に向けて5年越しの思いを語った。
100mにすべてを懸ける主人公たちの熱き物語をいち早く見届けようと駆け付けたファンからは「アニメーションの力は無限大だということを改めて感じた」「10秒間の感情をここまでアニメーションで表現できるのはすごい」など興奮の声が寄せられ、世界での本公開に大きな期待が寄せられた。
そして、世界のアニメーション映画を中心に北米配給を担うGKIDSが本作の共同出資製作&北米での配給権を獲得し、北米でも2025年10月に公開されることが決定した。GKIDSは、新海誠や細田守、湯浅政明作品など、日本のアニメ映画の世界的な普及や評価に大きな役割を果たしてきたことで知られる。2024年には、スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』を「アカデミー賞」長編アニメーション映画賞受賞に導いた実績をもつ。
近年は配給だけでなく制作出資にも意欲を見せる彼らが、日本アニメ作品の最新作として本作への共同出資製作ならびに北米配給を担うことになった。GKIDS社長デヴィッド・ジェステットは「『ひゃくえむ。』にパートナーとして参加し、この素晴らしい映画を北米にお届けできることを大変光栄に思います。この新しいスポーツ映画を早く皆様にお届けできるのを楽しみにしています」と世界に向けてアピールしている。
劇場長編アニメ『ひゃくえむ。』は、2025年9月19日より全国公開される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。
<以下、コメント全文掲載>
内山昂輝
財津の声を担当した内山昂輝です。彼のセリフは独特な言い回しが多くてどういう風に表現していくべきか悩んだのですが岩井澤監督から丁寧に演出していただいて物語の最後まで走り抜けました。アニメーションならではの走りの表現をはじめとして『ひゃくえむ。』という作品がどのように映像化されるのか僕自身もとても楽しみにしています。ぜひ劇場でご覧ください!
津田健次郎
新しい領域のスポーツアニメが誕生したのではないでしょうか?スポ根ですが、より哲学的な、奥深い、魅力的な作品です。魚豊先生の描く世界で、個性の強い人物を演じさせていただけるのが光栄でした。なるべく丁寧に、でも躍動感を失わず演じようと心掛けました。今までに無いスポーツアニメ、ご期待ください。
『ひゃくえむ。』
2025 年9月19日(金)全国公開
<CREDIT>
松坂桃李 染谷将太
内山昂輝 津田健次郎
原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
監督:岩井澤健治
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
美術監督:山口渓観薫
音楽:堤博明
プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜
アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
製作:『ひゃくえむ。』製作委員会
配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース
(C)魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会
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