<1>インビンシブルパパ(函館11R函館SS・15時25分発走)

京葉Sを制したインビンシブルパパ
京葉Sを制したインビンシブルパパ

昨年以降の函館芝1200メートルでは伊藤大厩舎が【1・3・1・7】の好成績。連対率33・3%、複勝率41・7%は10頭以上出走の厩舎でトップだ。また、騎手では横山武騎手が【5・3・4・17】で、7勝の武豊騎手に次ぐ2位タイの勝利数を挙げている。

伊藤大厩舎が送り出すインビンシブルパパが“二刀流”への第1歩だ。前走・京葉Sは外枠から先手を取ると、後続に1馬身半差をつけて逃げ切った。これまでの5勝はすべてダートで、今回は初芝での重賞挑戦となるが、近親にスプリントG1・2勝のファインニードルがいる血統は魅力。昨年の函館リーディング・横山武騎手を背に、父の日前日に“パパ”が重賞Vを届けてくれる。


<2>ダブルハートボンド(阪神11R三宮S・15時35分発走)

舞鶴Sを制し4連勝のダブルハートボンド(左)
舞鶴Sを制し4連勝のダブルハートボンド(左)

昨年以降の阪神ダート1800メートル戦では、大久保厩舎が【7・1・0・10】で勝利数トップ。単勝回収率も256%と優秀だ。種牡馬ではキズナ産駒が【8・7・8・23】で勝利数1位。複勝率も50%と高率だ。

ダブルハートボンドが5連勝を飾る。前走の舞鶴Sは2番手追走から直線で先頭に立つと、2着に3馬身半差をつける快勝。4カ月ぶり、オープン昇級戦で牡馬が相手でも、ハンデ54キロならあっさり勝ちきるはずだ。


<3>タッカージーティー(函館8R・13時45分発走)

横山武史騎手
横山武史騎手

20年以降の函館ダート1000メートルでは横山武騎手が【10・4・6・20】で勝利数1位。複勝率も50%と好成績だ。また、種牡馬ではヘニーヒューズ産駒が【9・5・1・32】でこちらも勝利数でトップとなっている。

同産駒のタッカージーティーを見直す。1番人気に支持された前走は、好位から伸びきれず5着に敗れたが、乗り慣れた横山武騎手に手綱が戻る今回は巻き返し必至だ。


【先週土曜の結果】

<1>バッデレイト

阪神11R垂水S 2着(1番人気)

<2>アレンテージョ

阪神9R城崎特別 2着(2番人気)

<3>ハクサンイーグル

東京10R由比ケ浜特別 3着(6番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。