生成AI

GMOメディアは、高校教員向け簡単課題作成サービス「コエテコStudy byGMO」を活用した共同研究論文「生成AIを活用した作問システムとその有用性」を発表しました。
このニュースのポイント
GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社は、高校教員向け簡単課題作成サービス「コエテコStudy byGMO」を活用した共同研究論文「生成AIを活用した作問システムとその有用性」を発表しました。
2025年度から大学入学共通テストに科目「情報Ⅰ」が新設されたことを受け、教育現場では問題演習への対応が求められていますが、特に教員による作問負担が課題となっています。
「コエテコStudy byGMO」は、AIによる自動作問、自動採点、解説機能、学習進捗管理を備えた学習支援システムで、生徒の自主学習支援と教員の業務負担軽減を目的としています。
研究ではこのシステムを高校3年生の「情報Ⅰ演習」の授業に導入し、問題演習を実施。生成AIによる問題の質と作問時間の削減効果について評価を行いました。結果、教員による1単元約20問の作問時間は、従来の2時間以上から10〜20分に短縮されました。
また、生徒アンケートでは、解説のわかりやすさや操作性が高く評価された他、生徒の正答率や学習継続意欲の向上が見られ、自主的な学習を促す効果も確認されました。
GMOメディアは「今回の調査結果は教育現場における生成AI活用の有効性を示す重要な基盤となる。今後は情報Ⅰに限らず、他科目や資格試験にも応用し、教育の質の向上に貢献したい」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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