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海保真人のこの馬◎

海保真人記者による競馬予想。

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海保真人のこの馬◎

地の利で駆け抜ける ベラジオオペラ

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阪神11R・宝塚記念(GⅠ)WIN5<5>=ベラジオオペラは暑さに弱いと言われるが、宝塚記念の開催が昨年より若干早まったのは好材料だろう。関西は既に梅雨入りし、週末は雨か曇りの予報。昨年は曇りの重馬場で先行して粘って3着。重馬場では3歳時にスプリングSの勝ちもある。天候不順なこの時期、渋った馬場でもこなせるのは強みだ。

 データを見ると、宝塚記念では過去10年、5歳馬が7勝している。円熟味の増した世代が強しとの印象だ。さらにファン投票1位の馬は2021年から3年連続で勝っている。同1位で5歳のベラジオオペラは阪神コースで4戦4勝。横山和騎手のGⅠ4勝もタイトルホルダーとの勝利を含め全て阪神で達成。人馬ともに“地の利”を味方にドリームレースを駆け抜ける。

阪神9R・武庫川特別(2勝クラス)

 レイピアは3歳。芝1200メートルを連戦し、逃げて小倉2歳Sを4着、福島2歳Sを3着。前走・葵Sはスタート直後にはさまれ、後方からとなったが、追い上げて0秒2差の3着。地力はある。

阪神10R・花のみちS(3勝クラス)WIN5<2>=ブルーミンデザインは2走前の阪神芝1600メートルを上がり最速の脚で快勝。昇級初戦の前走・京都1800メートルは、勝利目前にかわされ首差の2着。マイルに戻れば好結果が出そうだ。

函館11R・函館日刊スポーツ杯(2勝クラス)WIN5<3>=ドゥアムールは前走・京都芝1400メートルの橘Sで逃げ粘って2着。2勝している1200メートルの方が先行力を生かせそう。半兄は函館スプリントSなど重賞2勝のビアンフェ。

東京10R・江の島S(3勝クラス)WIN5<1>=カフェグランデは上がりが常に速い。前走・東京芝2400メートルは勝ち時計こそ平凡ながら、上がり32秒6の鋭い脚で差し切った。徐々に距離を延ばしてきたのも奏功。ここはチャンス。

東京11R・パラダイスS(L・ハンデ)WIN5<4>=サトノカルナバルはデビュー戦の東京芝1400メートルを7馬身差で圧勝。2戦目の函館2歳Sも好位から差して勝った。NHKマイルC6着から臨戦する3歳。ハンデ54キロは味方になる。

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