2025.06.11

富士通の町田瑠唯、退任した指揮官へメッセージ「BTがいなかったら、 私はここまで成長できてない」

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町田が10シーズンにわたって共闘したBTテーブスヘッドコーチへの思いをSNSにつづった [写真]=Wリーグ
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「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」で優勝を飾った日下光氏が指揮官を務める。

 6月10日、2011年の加入から富士通一筋の町田瑠唯が自身のInstagramを更新。「BT…」と書き出し、10シーズンにわたって共闘した前指揮官との思い出を振り返った。

「10年間お世話になりました。BTとは本当に家族のような、なんでも話せて、お互いを分かり合える、唯一のヘッドコーチでした。たくさん怒られたし、たくさん話し合いもした。お互い頑固だから、譲らないところもあったけど、すべてに愛情があって、チームのためにその人のために伝えてくれてるのが、伝わるからこそ、すごく信頼してました。BTがいなかったら、私はここまで成長できてないと思います。だからこそ、BTとこのチームで絶対優勝したかったから、本当に嬉しかった…それにBTの気持ちがすごく嬉しかった…自分も同じ気持ちだったから。優勝するまでだいぶ時間かかっちゃったけど、チームを離れないでいてくれてありがとう」

 富士通は2023-24シーズンに16年ぶり2度目の優勝を飾り、翌シーズンに連覇を達成。テーブス前HCは退任が発表された際のリリースで「個人的には、ルイがチャンピオンになるまでこのチームを離れないと決めていました。その夢が叶ったときは本当に嬉しかったです」と町田への想いを明かしており、「しかし、昨年のチームは特別で、もう一度、いやそれ以上のことができると信じていました。ですので、今シーズンを最後にするとシーズン前に心に決めていました」ともコメントしていた。

 日本代表ポイントガードは「BTのラストシーズン。いつも練習が終わる度に少しだけ寂しそうな顔してましたね? その雰囲気を感じる度に絶対優勝して最高の笑顔で終わるんだ! って気持ちで練習してました。でも、優勝したあと、BTが泣いてるから…そりゃ、もー、、、!でも、最後に最高の笑顔で終われてよかった」とつづり、自身のMVP受賞についても触れた。

「それにMVPなんてもらえるような選手じゃないから、本当にびっくりしたし、本当みんなに取らせてもらった賞だと思ってるけど…BTの最後に初受賞できたことは、少しだけ恩返しできたのかな?って思ってます」

「とにかく伝えたいことは…BTのつくるteam、つくるバスケは最高でした‼︎本当に本当にありがとうございました。これからもしっかり結果を残し、まだまだ成長していくことが、BTへの恩返しだと思って…!BTの夢、目標を応援してます。Thank you BT!!!!☺️」と、感謝の言葉で締めくくった。

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