黒、赤十字たすき、袖黄縦じまの勝負服をまとった北村友が手綱を取るキタサンブラック産駒―。今年のダービー馬クロワデュノールをほうふつとさせるブラックコーラル(牡2歳、父キタサンブラック、母アドマイヤマリン、栗東・清水久)が日曜阪神5Rでベールを脱ぐ。
4日には栗東CWで宝塚記念に出走するシュヴァリエローズなどと熱のこもったスパーリング。その3日後にもCWで併せ馬を敢行し、6F81秒0―36秒8―11秒3の好タイムを計時した。本田助手は「結構やっているので仕上がっていますよ。みんな乗り味がいいと言ってくれます。カイバもしっかり食べますし、順調に来ています」と感触を伝える。
「手が掛からないし、人懐っこい。いい馬ですよ」と同助手。出世レースをモノにして、頂点への蹄跡を描く。
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